葉酸サプリの副作用
葉酸は適切な量を取り続けることにより、病気の予防や赤ちゃんの先天異常の予防に繋がります。
しかしながら、取り過ぎてしまった場合には、逆効果になってしまいます。
葉酸サプリの副作用ということではありませんが、葉酸の過剰症があると報告されています。
過剰摂取によりどういった症状が引き起こされるのかといいますと、発熱、じんましん、かゆみ、皮膚の赤み、悪心、浮腫、食欲不振、不眠症、亜鉛の吸収率低下、呼吸障害などが挙げられます。
また、高齢者が葉酸の過剰摂取をした場合、ビタミンB12欠乏の発見に遅れが生じ、認知症の発症リスクを増大させるという指摘もあるのです。
どの症状にもいえることですが、副作用的にこうした症状が起こることは歓迎できるものではありません。
それから、ベビ待ちママや妊娠中には普段より多く葉酸を摂ることが推奨されていますが、過剰摂取するとお腹の中にいる赤ちゃんに悪影響を及ぼしかねません。
どういうことが起こり得るのかといいますと、喘息を引き起こす恐れがあるといわれているのです。
不足しても摂り過ぎてもいけない栄養素なのだということを理解しておかなくてはいけません。
なお、通常時の平均必要量は0.2mg程度、ベビ待ちママや妊娠中、授乳中の人は0.4mg程度で、上限量は1mgです。
この量以下になると不足、上限量をオーバーすると過剰摂取になりますので、通常の食事や葉酸サプリを併用する場合には、摂り過ぎないようにくれぐれも気をつけましょう。