葉酸不足で起こること
葉酸を十分に摂れていない状態が続いていると、欠乏症を引き起こす可能性があります。
貧血を起こす原因になったり、精力が減退したり疲労を感じやすい体になってしまうのです。
ほかには動脈硬化、心臓病、脳卒中など、葉酸不足の結果引き起こされる可能性のあるトラブルはさまざまです。
そして、一番恐ろしいのは生まれてくる赤ちゃんへの影響です。 妊娠を望む女性や妊娠中の女性が十分に葉酸を摂っていない場合、神経管閉鎖障害と呼ばれる先天異常の発症率が高まるのです。 ほうれん草など葉酸が豊富に含まれている食材を献立に取り入れて、さらに葉酸サプリを摂取することにより、毎日必要な量を満たすようにしなくてはいけません。
なお、自分ではしっかりと必要量を補給しているつもりでも、実は足りていないという人がいるのです。
どういうことかといいますと、たとえば葉酸は飲酒をすることで消費されてしまいます。
せっかく食事や葉酸サプリで頑張って栄養補給をしていても、たくさんお酒を飲んでしまうと努力が無駄になってしまいかねません。
また、葉酸サプリは必要ない、通常の食事で十分摂れていると思っていても、摂れていないこともあり得る話です。
というのも、葉酸は水溶性であり、調理を行うことで栄養成分が失われてしまう弱点があるのです。
そのため、通常の食事からだけでなく、葉酸サプリを並行して摂ることが推奨されているのです。
自分自身の健康のため、そして我が子のため、毎日確実に必要な量の葉酸を摂取していきたいところです。